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春分の意味とは?2024年(令和6年)はいつ頃を解説するよ

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春分の日が近づいてくると「そろそろお墓参りにいくよ!」と家族や親戚に言われることがあります。

それには理由がありまして、春分の日の前後3日間が「お彼岸」だからです。

この記事は、

  • 春分の意味とは?
  • 2024年の春分はいつ?
  • 七十二候を確認!

について書いています。

四季の移り変わりをこよなく愛するわかまるが、シンプルに紹介しますね!

春分の意味とは?

春分とは、二十四節気の中の1つの季節となります。二十四節気とは、1年間を24の季節に分けて、それぞれの季節に固有の名前をつけたものになります。春分の他には、「啓蟄・雨水・立春」等の季節があります。

これらも二十四節気の中の1つの季節です。それぞれの季節に合った名前がつけられてるので、とっても風流でミヤビな感じがしますよね。二十四節気の中の1季節は、さらに3つに区分されます。これを「七十二候」と言います。こちらも後で解説しますね。

春分の日の意味とは?

春分の日は、日本の国民の祝日の1つになります。実は、春分の日を心待ちにしている日本人はとっても多いです。もちろん「お彼岸の時季だから」と言うのも大きな理由です。しかし、もう1つ大きな理由があります。

それは、「桜が咲き始める時季だから」ですね。日本人は、特に桜の季節が好きですもんね。この時期は、暖かいですし、入学シーズンですし、年度が変わりますもんね。

昼と夜の長さが同じになる日

春分は、「昼と夜の長さが同じになる日」としても有名ですね。その年によって変わりますが、3月20日~4月3日頃が春分になります。その春分の時季の1日が「春分の日」になるんですね。

2024年の春分の日いつ?

2024年の春分の日にちは、国立天文台で発表されています。

春分:2024年(令和6年)・3月20日・12時06分

出典元:国立天文台

ここでの注意点としては、春分の日が毎年「3月21日」ではないことになります。年によって異なりますが、春分の日は基本的には「3月20日か21日」になります。

昔は「皇霊祭」と呼ばれていたよ

今では「春分の日」と呼ばれていますが、昔は「皇霊祭」と呼ばれていました。

皇霊祭(こうれいさい)は、歴代の天皇・皇后・皇親の霊を祭る儀式で、宮中祭祀のひとつ。

引用:Wikipedia

お彼岸のお墓参り

春分の日の太陽は、真東から昇って真西に沈んでいきます。西方に極楽浄土があると考えていた昔の人は、この時季になるとご先祖様の供養のために「お墓参り」をするようになります。

「西方浄土(さいほうじょうど)」という言葉があるくらい、仏教では西方に重きをおいているんですね。彼岸の中日として「彼岸会」という法要を行う地域も多いですね。

※「東から昇る太陽:人の誕生」「西に沈む太陽:人の死」との考えもあります。だから、この時季にお墓まりに行くんだそうです。

暑さ寒さも彼岸まで

「暑さ寒さも彼岸まで」と聞いたことがありませんか?ようやく本格的な春の到来を感じる時季でもありますよね。

七十二候をみていこう!

春分の七十二候は、以下になります。

  • 雀始巣(すずめはじめてすくう)
  • 桜始開(さくらはじめてひらく)
  • 雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)

 

雀始巣(すずめはじめてすくう)

雀始巣は、春分の中でも3月20日~24日頃を言います。春の陽気に誘われて、スズメが本格的に巣を作る準備にかかる時季です。

桜始開(さくらはじめてひらく)

桜始開は、春分の中でも3月25日~29日頃を言います。桜が本格的に咲き始める時季ですね。お花見の準備も忘れないで下さいね!

雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)

雷乃発声は、春分の中でも3月30日~4月3日頃を言います。季節の変わり目に訪れる雷の音を表してますね。春雷(しゅんらい)とも言われてますね。

お盆やお彼岸にお墓参りにいくと、心が洗われますよね!